状況PCMCIA のハードドライブ、ネットワークインターフェースカード、SCSI アダプタもしくは CD-ROM ドライブを使用する環境で Ghost を使用したい。
解決策/詳細
PCMCIA ネットワークインターフェースカード
使用する PCMCIA ネットワークインターフェースカード (NIC) が DOS に対応している場合、Ghost で使用することができます。
Ghost と PCMCIA NIC を使用する場合、以下の項目を確認してください。
- 一部の PCMCIA NIC では独自のソケットサービスドライバが DOS ドライバに組み込まれている場合があります。一例として 3COM ではこのソケットサービスドライバを使用する PCMCIA NIC を 3 種類製造しています。これらの PCMCIA NIC については動作テストを行なっておりません。
- 一部の PCMCIA NIC は DHCP サーバから IP アドレスを取得できないことがあります。この場合には、WATTCP.CFG ファイルに静的 IP アドレスを割り当ててください。
- コンピュータの製造メーカによってはポイントイネーブラと呼ばれるドライバを提供している場合があります。このドライバは DOS のカードサービスのように凡庸ではないため、すべての PCMCIA スロットに対応しているものではありません。ポイントイネーブラはネットワークドライバサポートをロードすることができないことがあります。一部のノート型パソコンでは起動時に PCMCIA スロットを有効にするため、BIOS 内のオプションとして"PCIC Compatibility Mode,"が用意されています。PCIC Compatibility Mode を有効にすることによって、ネットワークドライバが正しく設定できることがあります。
その他の PCMCIA デバイス
Ghost では PCMCIA ハードディスクドライブ、PCMCIA SCSI デバイス、PCMCIA CD-R/RW ドライブおよび PCMCIA CD-ROM ドライブには対応していません。これらのデバイスは DOS に対応していません。
一部の環境では、Ghost もしくは DOS で上記 PCMCIA デバイスを使用することができることもありますが、Ghost ではこれらデバイスとの互換性はありません。一部の環境で使用できたとしても、それを毎回使用できるとは限りません。
Ghost と PCMCIA デバイスを使用する場合、以下の項目を確認してください。
- 一部の PCMCIA ハードディスクドライブでは、ドライブにアクセスする際に BIOS を使用しません。この場合には Ghost でドライブのクローン作成時にドライブのパラメータを正しく認識できずにエラーを引き起こすことがあります。
- 一部の PCMCIA SCSI アダプタでは標準的ではないコマンドを使用するため、Ghost がそのコマンドを認識できないことがあります。標準的でないコマンドを使用することによって、Ghost が再起動して DOS を起動したり、エラーメッセージを表示することがあります。
- 一部の PCMCIA CD-ROM では、イメージが正しく作成されているにもかかわらず、イメージファイルが破損している旨のエラーメッセージを表示することがあります。現在のところ、回避方法はありません。
プラグ・アンド・プレイ
一部の環境ではプラグ・アンド・プレイ (PnP) によって、DOS が PCMCIA カードにアクセスできない場合があります。例えば、コンピュータの BIOS のオプションで"Boot to PNP OS"の ON/OFF 切り替えトグルがある場合、ON に切り替えると BIOS は PnP を無視し、Windows が PnP デバイスを設定できるようになります。OFF に切り替えると DOS 上で BIOS が PCMCIA スロットにアクセスできることがあります。
一部のノート型パソコンでは、PnP 以外の方法でデバイスにアクセスできないことがあります。NIC 付のドッキングステーションがあるノート型パソコンの場合には Ghost はこの NIC にアクセスできる場合があります。
複数のノート型パソコンにイメージを書きこむ際に発生する問題
Ghost コンソールもしくは Ghost マルチキャストサーバーを使用して複数のノート型パソコンにイメージを書きこむ際に、動作が遅くなることがあります。この問題はノート型パソコンの PCMCIA スロットの設定による可能性があります。以下の方法を実行することによってどのコンピュータに問題があるか確認することができます。
- 使用するパソコンを 2 つのグループに分け、それぞれのグループでイメージを書き込む。
- どちらかのグループが明らかにもう一方より動作が遅い場合、そのグループ内に問題のコンピュータが含まれていることがわかります。
- 動作の遅い方のグループを更に 2 つのグループに分け、同じプロセスを繰り返していくと、最後に問題のコンピュータを判別することができます。
追加情報
Ghost の実行可能ファイルなどの DOS プログラムを PCMCIA デバイスを使用する環境でを実行する際に確認される問題は、通常デバイス自体の問題ではなく、PCMCIA スロットにアクセスできないことに起因します。DOS 上で PCMCIA スロットを動作させるには、DOS ドライバであるソケットサービスドライバが必要となります。ソケットサービスドライバはノート型パソコンの製造メーカーもしくは機器メーカーより提供されています。適切なソケットサービスドライバを使用することによって、Ghost は PCMCIA デバイスに対応させることができます。
DOS カードサービスやドライバについての詳細は下記 URL を参照してください。
www.systemsoft.com
www.phoenix.com
文書番号(ID): 20020913095238941
最終更新日: 12/25/2003
作成日: 09/12/2002
OS: DOS, Windows 95, Windows 98, Windows NT, Windows 2000, Linux, Windows ME, Windows XP
製品: Norton Ghost 2001, Norton Ghost 2002, Norton Ghost 2003, Norton Ghost 5.0, Symantec Ghost 6.5, Symantec Ghost 7.5