状況Ghost ネットワークブートディスクを使用してコンピュータを起動後、ghost.exe や ghostpe.exe が実行できない。または、Ghost マルチキャストサーバーとの接続ができない。この場合、NDIS ドライバの設定が正しくないことが考えられます。
解決策/詳細
NDIS ドライバは、マイクロソフトクライアントの一部である Microsoft NDIS サポートファイルと使用するネットワークカード (NIC) 専用の NIC ドライバで構成されています。
NDIS ドライバの設定を行うには、いくつかの手順が必要になります。
注意: NIC のドライバの設定には、高度な知識が必要となります。ドライバについての正確な情報は、NIC に付属のマニュアルや、NIC の製造元から入手できます。多くの場合、製品のドライバとともに提供される Readme.txt ファイルや、Web サイト上などで設定方法や追加の情報などが提供されています。
適切な NDIS サポートファイルを入手する
NDIS サポートファイルは、Protman.dos、Protman.exe、Netbind.com の 3つのファイルで構成されています。これらはマイクロソフトクライアントというファイルに含まれているもので、マイクロソフト社から提供されています。Ghost ネットワークブートディスクではマイクロソフトクライアントのすべてのファイルが必要ということではなく、この中の NDIS サポートファイルだけを使用します。Ghost は NDIS version 1.2 に対応しています。使用する NIC ドライバが NDIS version 1.2 に対応しているか、添付される文書などを確認してください。
注意: Norton Ghost 6.0x の Ghost マルチキャストアシストウィザードを実行して Ghost ネットワークブートディスクを作成する場合、ウィザード内でこれらのファイルをマイクロソフト社の FTP サイトよりダウンロードできるオプションが選択できます。

Ghost ブートウィザードもしくは Ghost マルチキャストアシストウィザードを実行しない場合、以下のマイクロソフト社の FTP サーバーよりダウンロードしてください。
README.NOW、README.TXT などを確認して設定してください。これらのファイルはすべて英文です。
マイクロソフトクライアントダウンロード先 URL:
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/
マイクロソフトクライアントは、上記 URL より MSCLIENT ディレクトリに移動し DISK3-1.EXE および DISK3-2.EXE をダウンロードしてください。
注意: ファイルのダウンロードの前に、上記 URL の LICENSE.TXT、README.NOW、update.txt のファイルを確認した上でダウンロードしてください。
また、上記 URL は予告無しに変更される可能性があります。また、この URL は便宜上ご紹介させていただくのみで、その掲載内容に関してシマンテックがなんらかの保証をするものではないことをご了承ください。
必要なドライバファイルがすべて揃っているか確認する
以下は Ghost ネットワークブートディスクで必要なファイルです。これらのファイルは通常、NET フォルダ内にあります。
- Netbind.com
- Protman.dos
- Protman.exe
- Dis_pkt.dos
- Protocol.ini
- <NIC ドライバ名>.dos
注意: <NIC ドライバ名>.dos は、NIC によって名称が異なります。ブートウィザードを使用してブートディスクを作成した場合には、選択した NIC のテンプレートからファイルがコピーされます。
Protocol.ini を設定する
Protocol.ini は Protman.dos、Protman.exe および DIS_pkt.dos ファイルを読み込むためのファイルです。NDIS ドライバを設定するにはこの Protocol.ini を編集し、ブートするコンピュータに対応するファイル (エントリ) を追加する必要があります。
Protocol.ini ファイルのコンテンツ
Protocol.ini ファイルは特殊なフォーマットを使用します。
有効な Protocol.ini ファイルの一例は C:\<Common Data Folder>\Symantec\Ghost\template 内のサブフォルダの Protocol.ini を実際に開いて確認することができます。
Common Data Folder は通常以下の場所にあります
- Windows 9x/Me: Windows\All Users\Application Data or Windows\Application Data
- Windows NT/2000/XP: Documents and Settings\All Users\Application Data
以下は 3COM CC10 NIC 対応の Protocol.ini ファイルです。このファイルは Ghost で提供されるものです。
; Protocol.ini generated by Ghost Multicast Assist Wizard
[protman]
drivername=PROTMAN$
[pktdrv]
drivername=PKTDRV$
bindings=nic
intvec=0x60
chainvec=0x66
; The following section contains information specific to your network card
[nic]
drivername = MHZX$
; IOBase = 0x320
; Interrupt = 5
; The media type will depend on the type of card you have purchased.
; The types "TENBASET" and "AUI" are possible.
; Media = "TENBASET"
; The amount of queuing space in the driver to process transmit requests
; may be specified. Values are in the range 1 to 40. The default is 1.
; MaxTransmits = 1
注意: セミコロン (;) で始まる行はコメントであり、コンピュータで実行されるものではありません。
最初の 2つの項目 [protman] および [pktdrv] では、Ghost で使用するすべての Protocol.ini ファイルに共通で含まれる情報です。これらの項目は Protman.dos、Protman.exe および Dis_pkt.dos ファイルを読み込みます。通常はこの項目は変更しないでください。
Protocol.ini の [nic] 項目
最後の項目 [nic] には、使用する NIC ごとの設定項目が含まれています。Ghost で提供されている Protocol.ini ファイルの場合には、この [nic] の設定でほぼすべての環境に対応することができます。Ghost が実行できない、もしくは接続が確立できない場合には、NIC の設定が適切でない可能性があります。以下を確認してください。
- 一部の環境では、特定のモデルの NIC 専用のドライバであっても別のモデルの NIC に対応できる場合があります (使用できる場合とできない場合があります)。必ず使用する NIC に対応した専用の NIC ドライバを使用してください。
- 一部の NIC ドライバはいくつかの NIC に対応していることがあります。この場合、使用する NIC の情報を Protocol.ini の [nic] 項目のドライバ名の後に追加する必要があります。
- 提供されているドライバのバージョンが古いことがあります。Ghost マルチキャストアシストで提供されている NIC ドライバの一部は 1999年 8月時点から更新されていません。使用する NIC の製造メーカでドライバのアップデータが提供されているか確認してください。通常最新のドライバはそのNICの製造メーカの Web サイトから入手することができます。
- 一部の NIC の設定は特定のコンピュータもしくは接続されているネットワークに対応させたものとなっています。デフォルト値が使用するコンピュータや接続されているネットワークに対応していない場合には、いくつかスイッチを設定に追加する必要があります。これらのスイッチは Protocol.ini の [nic] 項目のドライバ名の後に追加してください。
テンプレートの作成
Ghost ブートウィザードまたは Ghost マルチキャストアシストウィザードを使用して NDIS2 NIC ドライバのテンプレートを作成する場合、ドライバのファイル名とドライバ名を確認してください。通常は別の名前が設定されています。ドライバのファイル名とドライバ名に同じ名前を設定した場合には、Netbind エラーが表示されることがあります。表示される Netbind のエラーメッセージについては、以下の文書 (英文) をご参照ください。
Error codes for NETBIND.EXE when used with NDIS 2 drivers -- 文書番号: 1998090116540425
http://service1.symantec.com/SUPPORT/ghost.nsf/docid/1998090116540425
これらの問題を回避するには、使用する NDIS2 NIC ドライバの最新版を入手する必要があります。また、Ghost ブートウィザードおよび Ghost マルチキャストアシストウィザードを使用して NDIS2 NIC ドライバのテンプレートを作成する際に、ドライバのファイル名とドライバ名を別の名前で設定してください。
Norton Ghost 2001/2002/2003、Symantec Ghost 6.5/7.5 では、[テンプレートのプロパティ] ウインドウ内の [NDIS ドライバ] タブの中でドライバ名とドライバファイル名がそれぞれ表示されます。これらのバージョンの Ghost で NIC のテンプレートを作成する手順については以下の文書をご参照ください。
NIC のドライバテンプレートを追加、修正する方法 -- 文書番号: 20020528014816941
http://service1.symantec.com/SUPPORT/INTER/ghostjapanesekb.nsf/jp_docid/20020528014816941
Norton Ghost 6.0 で NDIS2 NIC ドライバのドライバ名とドライバファイル名を設定する方法
Norton Ghost 6.0 および Norton Ghost 2001 では、Ghost ブートウィザードもしくは Ghost マルチキャストアシストウィザード内の NDIS Driver ダイアログボックス内にドライバ名とドライバファイル名を入力します。以下の手順にしたがって操作してください。
- [スタート] ボタンをクリックし [プログラム] - [Norton Ghost] - [マルチキャストアシスト] を選択する。マルチキャストアシストウィザードが起動します。
- [次へ] ボタンをクリックする。
- [新しいテンプレートを次の名前で作成] を選択しテンプレート名を入力する。

注意: C:\Program Files\Norton Ghost 6.0\template フォルダ以下にこのテンプレート名のフォルダが新たに作成されます。
- [次へ] ボタンをクリックする。
- [NDIS2 ドライバ] を選択し [次へ] ボタンをクリックする。
注意: NDIS2 ドライバではなくパケットドライバを選択すると、ドライバの保存場所とパラメータの設定のみで、ドライバ名は確認しません。その場合にはドライバ名とドライバファイル名を別の名前に設定する必要はありません。
次の ドライバ名とドライバファイル名 のセクションに進んでください。
ドライバ名とドライバファイル名
NDIS ドライバの設定では、以下の項目の入力が必要です。
- ファイル名:
ファイル名は NIC ドライバのファイルの名前 (ドライバファイル名) です。
ドライバファイル名は、DOS で認識可能な 8 文字と 3 文字の拡張子で設定する必要がありますが、通常は提供されているファイル名のまま使用してください。通常、拡張子は .dos となります。
- ドライバ名:
ドライバ名の多くはドライバファイル名を短縮した名前が設定されていますが、ドライバ名と同一のものである場合もあります。
ドライバ名は実際のファイル名ではありませんが、通常はドライバファイル名とほぼ同一です。また、Epc100$ のように、ファイル名の最後に $ 記号がつきます。
使用する NIC ドライバの正しいドライバドライバ名を確認するには NIC の製造元より入手した NIC ドライバファイル名を確認してください。通常は Protocol.ini ファイル内にドライバ名が記載されています。
- パラメータ:
ドライバの設定を行うためのパラメータであり、NIC によって設定内容は異なります。詳細は NIC の製造元に確認してください。
文書番号(ID): 20020820173003941
最終更新日: 02/09/2004
作成日: 08/20/2002
OS: All Supported
製品: Norton Ghost 2001, Norton Ghost 2002, Norton Ghost 2003, Norton Ghost 5.0, Norton Ghost 6.0, Symantec Ghost 6.5, Symantec Ghost 7.5, Symantec Ghost 8.0